JSCA会誌「structure」
主集 構造設計はどう変わったか
   -震災から10年-

 

4章 今後に向けて

4.1 JSCA性能メニューの適用方法と今後の課題

2001年に提示したJSCA性能メニューの概要を改めて紹介すると共に、その後の研究成果を報告する。JSCA規準では性能を「振る舞いの差」と定義し、幾つかの評価項目の総合評価によって三段階の性能グレード区分を提案している。本報告では、グレード区分の評価項目に影響度の大小を加味した重付係数の考えを持ち込み、より実情に合った性能評価法を提案する。


北村春幸(規準フォロー部会目標性能WG主査)

4.2 震災の教訓と今後の構造設計

阪神・淡路大震災は、建築構造界に大きな問題点と教訓を残した。JSCA技術委員会はこれまで本部、支部ともその問題に真摯に解明と解消に取り組んできた。その中にはほぼ解決に至ったものがあるが、消化不良の問題も残りまた別な次元で課題となってきた事象も出てきている。本論は後者に着目し、様々な諸問題を取上げて今後の構造設計のあり方を展望しようとするものである。


木原碩美(技術委員会委員長)

ホーム 建築構造を理解するために 特集JSCA会誌「structure」
PAGETOP