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日中建築構造技術交流会とJSCAの活動

 

なお、第6回までの交流会は、第1回の北京 精華大学における開催から10年間に6回の会議を経ていますが、その開催地は中国国内に限られ、日本では開催されていませんでした。これは当初、中国側の政治・経済的な制約からの措置でしたが、近年の中国の目覚しい経済・技術的発展や、本交流会における両国技術者のより一層の交流を図る意味からも、日本・中国双方における開催の気運が高まってきました。

このような背景の下、10周年を迎えた第6回交流会では日本側青山博之会長より、日中双方の都市での開催を含む本交流会の更なる発展の方向性を模索する必要性が提起されました。これに受けて、第6回日中建築構造技術交流会第二次会議(日本)を、訪日団スケジュールの中核として2005年4月4日と5日の両日、東京都目黒区大岡山の東京工業大学百年記念館にて開催しました。中国側交流会崔鴻超常務副会長を団長とする訪日団は第二次会議の他、日本側大学研究者や各企業関係者の皆様のご協力を得て、3月27日~4月9日の間に大阪・名古屋・札幌・東京の各都市への訪問や工場視察を行うなど、春爛漫の日本を巡り各地で友好・交流を深めています。

2.「日中建築構造技術交流会」の今後の展望と課題

日中建築構造技術交流会は、社会・技術動向を踏まえた最新の構造技術に関する情報交換を始め、構造設計基・規準、審査、研究開発など、建築構造に係わる広範囲の交流活動を促進し、両国技術者間の距離を急速に縮めることに貢献して来ました。

これは10年を超える交流会の歴史と人的交流がなし得た賜物ですが、地球環境問題への構造技術者の果たすべき役割の広がりなど、構造技術者・研究者に課せられた新たな問題に対し、両国技術者が緊密な交流を通じて解決を図って行く必要性からも、長期的展望に立脚した本交流会の更なる発展が不可欠であるであると、日中双方が共通認識に至っています。

今後の交流会に於いても、悠久の歴史と長江の雄大な流れに勝るとも劣らない構造技術交流の歴史と流れを築くべく、日本から多くの構造研究者・技術者が参加されることを期待されています。


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