JSCA 地域支部の活動・九州支部

 

木を知る森林体験ツアー・小国

既にご紹介した、JSCA九州支部木造部会で行っている、「木を知る森林体験ツアー」の一つをご紹介致しましょう。「木を知る森林体験ツアー」の主な活動は、熊本県や宮崎県などの九州の森林業者を訪ね、現地の人から直接、木材について教わることです。日常の設計事務所を出て、直接目で見て、さわって、感覚を養うといった活動を行なっています。

2007年度、熊本県の小国町で行ったときの内容を簡単にご紹介します。

初日は森に入り伐採の現場を体験することから始まります。

まず、実際に森に入り伐採の現場を見ます。実際に、斧やチェーンソーで杉を伐採する作業を見学したり、体験します。生育場所や、搬送の実際などを目のあたりにでき、 次に、木材加エセンターで、伐採されて運ばれてきた木材が角材へとなる製材過程を見学します。今はコンピュータ制御により製材されていますが、昔の手作業のことを考えると、苦労は計り知れません。森へ入り、木材加エセンターヘ行くと、森が木材へとなる過程を見ることができます。

製材過程を見終わると夕方、夕食は地元の方々との懇親会です。森林の話を通して、そこでの生活をうかがうことができます。昨今の日本の林業は輸人材の流入によって厳しい状況にあります。間伐が行われず、森が弱っている姿も目にしました。しかし、その土地で森を守るという強い使命感に生きる方々の姿には、刺激を受けます。森林と温泉には密接な関係があるのか、高い確率で温泉に入れることもこのツアーの魅力のひとつです。


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