JSCA 地域支部の活動・九州支部

 

地元木造建築を見学

二日目は木造建築めぐりです。熊本県小国町は、デザイナー葉祥栄さんの故郷ということもあり、地元の木材を生かした葉さんの作品が多く見られました。その中でも、小国ドームや小国町の道の駅「ゆうステーション」は木造立体トラスの魅力的な作品です。


二日間の日程を通して、木の伐採・製材過程・木造建築の見学を行い、さらにJSCA九州の会員の親睦を深めるといった内容です。このツアーはJSCAという公の機関だけでなく、より広く参加者を募ることで、普段接する機会が少ない人達との交流・情報共有の場を設けるといった役割も果たしています。また、直接体験によって、日頃のイメージとのギャップを埋めることができる貴重な体験をすることができる良い機会となっています。毎回、多くの参加者で楽しく、有意義なツアーを行なっています。

木という日本で昔から親しまれてきた建築材料が、どのような経路で建築へと姿を変えていくのかを知ることができ、木造建築が私たちに与える、独特の落ち着きを体験することで、木のよさを再確認できます。また、それを知ることで木を大切にする心、環境への配慮といった「もったいない」の意識を高めることができます。

安い輸入材の流入-グローバル化の弊害で日本の林業が衰退し、木を使った技術・文化が途絶えつつあります。変わっていく日本の姿、その中で、受け継ぐべきものが受け継がれるためのスタイルが模索されているように感じるツアーでした。

支部活動を通して行う技術研鑽と啓蒙運動

JSCA九州支部の活動を簡単にご紹介致しました。支部の活動に参加できる会員は、全体の限られた人数ですが、いずれの会員も各地区でまた活動し、会員間の情報交流や地域社会との交流などを進める過程で、ご紹介した活動の裾野を広げています。

今回ご紹介した事例は、ほんの一部ですが、各地域それぞれの会員が、たゆまぬ技術研鑽を進め、また、近年特に求められている社会的責任を全うするための努力をしておりますことをご理解いただけると幸いです。

九州支部ホームページ:http://jscakyushu.jp/
(文責:JSCA広報委員会HP部会)

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