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『コンクリート』- 高強度・超高強度コンクリート

 

普通の建物に使われるコンクリートは「硬い」イメージがあると思いますが、それよりさらに硬い(押しつぶされにくい=押しつぶそうとする力に対して強い)「高強度コンクリート」が、はじめは原子力格納容器など特殊な構造物に使用されていました。使い始めたころには、当然、「高強度コンクリート」という名称は有りませんでした。
30年ほど前(1970代頃)からは、この[高強度コンクリート]が高層住宅にも使用されるようになりました。それまで高層の建物は鉄骨を入れた鉄骨鉄筋コンクリート造が当たり前でしたが、「高強度コンクリート」を使う事で、鉄骨をやめて鉄筋とコンクリートだけで高層建物が作られるようになったのです。この当時の高強度コンクリートの強さは、一般のコンクリート強度(21~27N/mm2)に比べて1.5倍とやや強い程度(30~40N/mm2)でしたが、その後の技術の進歩により今日では一般のものの5~6倍も強いコンクリート(130N/mm2 )が作れるようになり、さらに超高強度化に向けた開発が進められている状況です。

(RC系部会 T.W)

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