JSCAとは

一般社団法人 日本建築構造技術者協会(略称JSCA:Japan Structural Consultants Association)は、1989年に設立された、建築構造に関する高度な技術と豊富な実務経験を有する建築構造技術者の団体です。

設立目的

本協会は、建築構造の設計及び工事監理等に関わる職能・学術・技術の発展に関する事業を行うことにより、快適で地球にやさしく安全・安心で永持ちする建物の建設、そして社会資産として文化的価値の面からも質の高い建築物の実現に貢献し、もって公共の福祉増進及び文化の醸成に寄与することを目的としています。

沿革

  • 1981年5月29日、構造家懇談会(任意団体)設立。
    建築構造の設計、工事監理等に関する専門家集団として活動開始
  • 1989年7月 1日、建設省(国土交通省)住宅局所管の公益法人(社団法人)として認可
  • 2012年4月 1日、公益法人制度改革関連法の施行に伴い、内閣府の認可を受け、一般社団法人に移行

事業内容

  • JSCAは定款に定める事業のほか、毎年定める重点目標を合わせて事業計画を策定し、事業計画に沿って事業を行っています。
  • JSCAには最高議決機関である総会、総会で選任された理事及び監事で構成される理事会、本部担当理事で構成される運営会議、会長・副会長等で構成される会長会議のほか、支部長および会長・副会長ほかで構成される支部長会議が設けられており、定款および運営細則に従い、日々のJSCAの活動に関し協議・決定しています。
過去の財務諸表( 2021年度, 2020年度, 2019年度, 2018年度, 2017年度,

体制・組織

JSCAは会員数約4000人からなる団体で、役員である会長・副会長・理事・監事のもと、本部を東京に置き、全国8支部で活動しています。

また、各事業はそれぞれ有志の会員をメンバーとする委員会で行っています。

JSCAの倫理と行動

私たちは良質な建築を提供することで、人々の安全と生活を守り、文化の醸成に寄与し、社会に貢献できるよう、自らを律する倫理規定を定めています。

建築構造技術者

建築構造技術者とは、構造設計等を行う技術者のことをいいます。

構造設計以外の建築構造技術者の業務としては、工事監理、建築確認の構造に関する審査、構造計算適合性判定、建築構造に関する研究および開発、建築構造に関する教育、および建築構造に関するソフト開発などを含みます。

JSCAの正会員には、建築構造技術者であり、かつ建築構造に関する高度な技術と豊富な実務経験を有することが求められます。


※掲載された記事は執筆当時の法令・技術情報に準拠して執筆されています。ご留意ください。

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