ホーム 建築構造を理解するために 特集耐震強度偽装事件についての問題点とJSCAの活動

耐震強度偽装事件についての問題点とJSCAの活動

 

今回の耐震強度偽造事件は、構造設計者として憤りを感じるだけでなく、悲しみを覚える事件です。構造設計者は真摯に設計を行い、建物の安全性をはじめとした質の確保に真面目に取り組んでいますが、今回の報道で、私たちの職能がいかに社会に理解されていなかったかを改めて認知しました。事件発生以来、JSCAは広報活動とボランティアによる建物の耐震性の相談業務、さらには構造レビュー委員会による耐震性判定などの活動を行なってきております。広報活動では、事件の背景となす制度上の問題点を指摘するとともに、構造設計者の職能や構造設計についての紹介もしてきました。今回の事件で見えてきた問題点と今後の検討課題を改めて整理するとともに、JSCAの事件発生後の活動を紹介いたします。さらなる活発な議論と運動が展開されていくことを期待いたします。


原稿執筆:JSCA広報委員会/特別検討チーム
企画編集:JSCA広報委員会/HP部会

※掲載された記事は執筆当時の法令・技術情報に準拠して執筆されています。ご留意ください。

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