ホーム 建築構造を理解するために 特集耐震強度偽装事件についての問題点とJSCAの活動

耐震強度偽装事件についての問題点とJSCAの活動

 

4.JSCAの行動

11月16日(水) 国土交通省住宅局建築指導課より、正式にこの件に関しての協力依頼を受ける。
11月17日(木) 臨時会長会議を開催し、JSCAとしての今後の対応を検討。 国土交通省から事件に関しての記者発表がある。
11月21日(月) 消費者の不安に対応するため、確認申請時の構造計算書に偽造の有無の確認を行なう、臨時相談窓口を開設。(12月20日現在、329物件の申込あり、内確認終了176物件,キャンセル等10物件、内明らかに偽造と認められるものはなかった)
11月22日(火) ホームページにて会長声明発表
11月24日(木) 臨時理事会を開催し、今後の検討を協議。 臨時窓口を正式な相談窓口と決定。
11月28日(月) JIA緊急集会にJSCA代表者が出席
11月28日(月) ホームページにて「計算書偽造事件に関連したお問い合わせに対するJSCAの対応方針」が発表され、一般からの相談に対する対応が決定した。
11月28日(月) ボランティア活動の一環として行なっている、構造計算書が偽装されていないどうかの簡易な確認に加え、有料の詳細な構造計算書等の見解書付きのレビュー(詳細確認,再計算を含む)の受付を開始する。
11月29日(火) ホームページにて、広報委員会特別検討チームが「計算書偽造事件と構造設計者の職能について」を発表し、一般からの意見も求める。
12月6日(火) 記者懇談会開催 記者14名 JSCA5名
12月7日(水) 大越会長が「構造計算書偽造事件」防止に関する提案発表、国交省に提出。
12月12日(月) 構造レビュー作業開始(12月20日現在265物件の申込あり、支部へ31物件、41件着手) 簡易チェックボランティア:32名、構造レビュー担当委員登録者:39名、構造計算登録事務所:84社
12月19日(火) 国土交通省に社会資本整備審議会建築分科会基本制度部会が発足し、木原副会長が参加
1月20日(金) JSCA会員集会(予定)
 

※掲載された記事は執筆当時の法令・技術情報に準拠して執筆されています。ご留意ください。

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