1995年の阪神・淡路大震災では、倒壊した建物や家具に押しつぶされて亡くなった人が犠牲者(6千人余り)の約8割を占めていました。その壊れた建物の多くが古い木造住宅でした。来るべき大地震に備えて建物の耐震化に取り組む、それが阪神・淡路大震災の教訓であり、その年のうちに「耐震改修促進法」が制定されました。ところが、古い木造住宅の耐震化が思うように進んでいないのが現状です。
耐震診断と補強に助成制度がある自治体が増えていますので、来るべき大地震に備え、まずは耐震診断からはじめては如何でしょうか。木造住宅にお住まいの方からの良くある質問を7つのQ&Aにしてまとめ木造住宅の耐震診断・補強についてご説明します。
企画編集:JSCA広報委員会/HP部会
原案・協力:JSCA耐震診断・補強委員会
JSCA資格問題委員会
|
※掲載された記事は執筆当時の法令・技術情報に準拠して執筆されています。ご留意ください。