JSCA建築構造士とはJSCA STRUCTURAL ENGINEER
JSCA建築構造士とは、一般社団法人日本建築構造技術者協会(JSCA)の責任において、社会に推薦しうる構造設計者の呼称です。
JSCA建築構造士は、豊富な専門知識と経験を基に優れた技術力を用いて、構造計画の立案から構造の設計図書までを統括し、構造に関する工事監理も行うなど、構造設計一級建築士の中でも特に建築構造の全般について、的確な判断を下すことの出来る技術者です。
当協会では、優れた構造設計者として資格認定試験を行い、技量・資質共に備えていることを確認しています。
構造計算書偽装問題への対応として、平成18年に建築士法が改正され、構造設計一級建築士制度が創設されましたが、「JSCA建築構造士」は構造設計一級建築士であることを受験資格要件としており、構造設計一級建築士に要求される実務遂行能力に加え、以下の能力に関してJSCAが特に認定した建築構造技術者といえます。
- 我が国の建築構造設計界をリードする見識と高い専門能力を有すること
- 一般社会に対して建築構造設計について明確に説明ができ能力を有すること
- 建築構造技術者として高い職業倫理を有すること
- 建築構造技術者の職能向上に寄与する活動を行うこと